物語が二転三転して古き良きスパイ映画を見ているようで『ロマンシング・ストーン』＋『トータル・リコール』的な楽しいオールスター集結映画。
『レッドブル』シュワ氏の誇張しすぎた角刈りを想起サせるヘンリー・カヴィルにジョン・シナはいつもの強そうなジョン・シナ。『ブレイキング・バッド』のブライアン・クランストンはピッタリの悪役で、久々にスクリーンで見たのはキャサリン・オハラ。あとデュア・リパ出てるのは知らなかったな。
肝っ玉母さん体型のブライス・ダラス・ハワードは作家やって5年のブランクがあり、身体動かさなかったからオバチャン体型になったという役作りなんだろうなぁと思ったら回想の現役時代もあまり変わらずでナチュラルに肥えてただけだったのね。
サム・ロックウェルは『ジョジョ・ラビット』『リチャード・ジュエル』『スリー・ビルボード』みたいな脇を固める演技は最高に好きなんだけど主役となるとイマイチ惹かれないのは何故だろう、何か勿体ない配役。
カラフルスモークガンファイトにオイルスケート大殺戮などマシュー・ヴォーン監督のシャレオツおもしろバイオレンスが光る。あのカラフルスモークは思わず「ワイスピ/ジェットブレイクのポスターか！」とツッコミを入れそうになった。
