Monisan

ARGYLLE/アーガイルのMonisanのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.5
観た。

キングスマン、好きだったから期待しての鑑賞。
うん、なんだろうな。面白いは面白いんだけど、率直に言うと主人公にあまり魅力を感じなかった。
エリーは、スパイものの作家としては猫好きの小太りの独身女性としてリアリティがあって良いんだけど。スパイかと言うと…。エイデンは途中からメッシにしか見えなくなって…
ルッキズムという事ではなく単純にこの2人に感情移入が出来ない。

そりゃ可愛い猫のアルフィーを登場させるしか無くなるよね。アルフィーは本当に可愛い!欧米人はまん丸の目の猫より、もう少し獣っぽい目をした猫が好きだと思っていたけど変わったのかな。顔も目も丸くて愛らしい。
途中、散々な目に合うアルフィーだけど、されすら可愛く演出されているので、観るモチベはアルフィーだったかも。

ストーリーも悪くは無いんだけど、何しろ主人公が良いと思ってないから、どうでも良くなる。

監督の視覚効果、演出はワクワクした。冒頭のアーガイルのカーアクションの見せ方とか。
最後の方のカラフル発煙筒の中のアクションと原油のスケートアクションはとても素晴らしい。
アルフィーの活躍も最高。

やっぱり主人公にハマれるかって映画にとって大事な要素だと痛感した。
パート2もありそう。アルフィー出るなら観るかもな。

マシュー・ヴォーン、監督
Monisan

Monisan