2024年劇場鑑賞12本目。
つまらないわけではないけれど、演出も脚本もややクドめで乗り切れなかった。マシュー・ボーン色強すぎて。
話が二転三転するのはいいしどんどん話が動いてもわかりやすいのは好印象だけどちょっと過剰。実は実はの連続で冷めてしまいそれに加え演出がワンパターンなため飽きてしまった。緩急がないというかトーンがずっと一緒。エリーとエイダンにあまり魅力を感じなかったのも大きい。
角刈りヘンリー・カヴィルのパートは小説内のお話だから荒唐無稽でいいとして、現実パートの方が荒唐無稽ってどうなの。そこの差別化はある程度ほしかった。血の流れないカラフルでポップな殺人ダンスシーンはマシュー・ボーンならではも「キングスマン」で似たようなの観てるしあんまりテンション上がらなかったなあ。
素直に楽しめなかった自分に残念。
マシュー・ボーン広げる気満々だな。