このレビューはネタバレを含みます
この前観てあまりの面白さに大興奮したキングスマンのマシュー・ボーン監督の最新作。
率直にいえば面白かったし、クスッと笑えるシーンもたくさんあって楽しめた。
ただどうしてもキングスマンと比べてしまうので、んーもうちょい!って言いたくなるシーンは多々あった。
あまり見た目のことをいうのは良くないけど、ブライス・ダラス・ハワードの体型は少しアクションとの相性は悪いかな?と思った。あえてそうしてるならごめんなさい。
アクションシーンのカメラワークもイマイチで、電車内のおっさんとヘンリー・カヴィルがパチパチ切り替わるシーンはよくわからなくなっちゃってた。
キングスマンでも思ったが、あまり血が出るアクションは好きじゃない監督なのかな?当たり前のように簡単に人が死んでいくけど、全然画面は赤くならない。むしろ色煙や音楽も相まって非常にポップなのが毎回独特。
ビートルズの新曲がこれでもかと多用されていて、そこはシンプルに嬉しい。だけどラストで助けがきたからいいものの、自力では催眠を克服できなかったんだなーと残念な気持ち。
終盤は主人公のどっち側かわからない描写が続き少し疲れてしまった。
ヘンリー・カヴィルとサム・ロックウェルは非常にカッコよかったし、サミュエル・L・ジャクソンの演技を同じ時代にスクリーンで観れたのが嬉しい。
疲れたと言ったが飽きさせないストーリーで見続けることができたし、いろんな俳優を見ることができたので観てよかった。