このレビューはネタバレを含みます
いつも、断片的にしか映画の前評判を調べずに行くのですが
予告編から気になってたのは『この話、猫って重要なのかな?』
という。スパイの小道具としての猫でもないし、
小説に猫が出てきてモデルがアルフィー、とかでもなさそうだし。
ともかく、やっぱり期待通りのお洒落でたまに悪趣味なアクションが満載。
ドアが開くたびに展開変わってたり、
キャストが入れ替わりながらだったり。
『えー、そんな考えることなすことがスパイに近しいから狙われてるって無理筋だけど、
最後はスパイの才能を開花して平気で頭を潰せるスパイになるな』
と思いながら見てたので偽父とかも整形かな?と思ってたんだけど、ちゃんと騙されました。
虚構と現実のハイブリッドの結果生まれた新生スパイみたいな着地も好き。
ちゃんと『流れる音楽に乗せた頭悪くてかっこいいアクションタイム』もバッチリ。
後日談を本人たちがリアクションしながら聞いていくラストシーンも良い。
キングスマンのユニバースにいたことも最後は知れてよりニヤリとする。
ただ一点、科学的に正しいかどうかみたいなつまんない話じゃないけど、
原油まみれでスケートしたら火花で爆発するし、最後は回転撃ちしてたシーンだけは『え???』
ってなりました。
あ、猫ですか?
別に
列車のシーン、
ボートに着地するシーン、
床下でバレるシーン
網膜を台無しにするシーン、
全て猫じゃなくても成立させられますね。
でもいいんです
猫はそこにいるだけでいいんです。
それが結論。
そういえばサミュエル・L・ジャクソン
はマーベルシリーズでも猫に縁がありますねえ。