マシュー・ヴォーン監督の新作。
新しいスパイ映画の可能性?
人気作家の描いたスパイ小説と実際のスパイ活動が一致して、予言者とされている作者がトラブルに巻き込まれてしまうという。
監督らしいカラフルでスタイリッシュ且つパワーのあるアクションが魅力的でした。発煙筒での銃撃戦やスケートのアクションとかまさに『キック・アス』『キングスマン』のそれ。カットが相変わらず最高でした。
あと、間違いなく前作の作品のアクション、セルフオマージュしてるやろって思うところが、ちらほらあったのが見てて楽しかったです。
ただ前作より、物語の後半の盛り上がり、勢いは落ちたなと思う作品でもあって。
まず思った以上に物語が朝令暮改、映画の毛色の切り替えがすごいです。あ、そういう映画!?みたいなのがひと段落したら起こるというか。
展開が落ち着かないなという印象がありました。
あと、2時間半は長い。中だるみがあったので途中眠くなりました。削れるところ、もっとあったなあ、とは思いました。