ぼとる

ARGYLLE/アーガイルのぼとるのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.7
マシュー・ヴォーン監督の新作。
新しいスパイ映画の可能性?

人気作家の描いたスパイ小説と実際のスパイ活動が一致して、予言者とされている作者がトラブルに巻き込まれてしまうという。

監督らしいカラフルでスタイリッシュ且つパワーのあるアクションが魅力的でした。発煙筒での銃撃戦やスケートのアクションとかまさに『キック・アス』『キングスマン』のそれ。カットが相変わらず最高でした。

あと、間違いなく前作の作品のアクション、セルフオマージュしてるやろって思うところが、ちらほらあったのが見てて楽しかったです。


ただ前作より、物語の後半の盛り上がり、勢いは落ちたなと思う作品でもあって。

まず思った以上に物語が朝令暮改、映画の毛色の切り替えがすごいです。あ、そういう映画!?みたいなのがひと段落したら起こるというか。
展開が落ち着かないなという印象がありました。

あと、2時間半は長い。中だるみがあったので途中眠くなりました。削れるところ、もっとあったなあ、とは思いました。
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