頭空っぽ、ときどきスパイ。
思ってる3倍はスッカラカンで伏線やらなんやら考える必要がなくてよかった。実にお気楽。
アクションは派手だしキャラもクセがあるしCGが多少雑でもコメディだからと許せちゃうバカバカしいスケール感もあるし、徹底的に娯楽作品に徹してるって感じ。一方で、脚本のヒネリも含めて頭空っぽにさせるために、用意周到というか意外と考えて作ってるんだなーと感じさせるところもあり、「バッカだな〜」と言える裏には努力もあるのねと感心もした。
まあ、主人公のブライス・ダラス・ハワードは前後半で評価が変わる気がするけど(騒動に巻き込まれてワーキャー言って表情クルクルさせてるまではよかったけど、後半は格好がついてないというか合ってないよな設定と表情が)、やっぱり深く考えることでもないのでこれでよし。
ヘンリー・カヴィルのサンダーバードのキャラにいそう感(髪型的に)、ブライアン・クランストンにはそりゃ裏があるよな感、猫の思ってる以上にお飾り感も含めて楽しめました。
全てにおいて及第点。でも、スケーティングの火花で大爆発バッドエンドだったら100点だったけどな!