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ARGYLLE/アーガイルのNoiseのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.9
人気スパイ小説シリーズ「アーガイル」の作者エリー・コンウェイは、実家に帰る途中の列車内で突如乗客達に襲われるのだが目の前の席に座っていた冴えない見た目でウザくて自称スパイだという怪しい男エイダンの活躍により救われる。
エイダンは、小説「アーガイル」が現実世界で起きている陰謀を言い当てていて、作者であるエリーをスパイ組織ディヴィジョンが狙っているというのだが......

っというような、まるで少年漫画みたいなあらすじで、ほんとそのまんまハチャメチャな漫画やアニメを観ている感覚でストーリーが進んでいき、ここぞと言うべき見せ場で、とてもスタイリッシュにキレッキレに決めてくれるので、とてもカッコよかったです。特にカラフルなスモークグレネードのシーンとスケートのシーンは、今までの憂さを晴らすようでテンション爆上がりでした。

また、主要登場人物のブライス・ダラス・ハワード演じるエリー・コンウェイとサム・ロックウェル演じるエイダンの2人がスパイ映画には似つかわしくない風貌・体型で中年というのも意外性があって面白い。2人がダンスを踊るところは、必見です。
ヘンリー・カヴィル演じるアーガイルがエイダンとシンクロする度、一々カメラ目線のキメ顔だったり、サミュエル・エル・ジャクソン演じるアルフレッド・ソロモンが重要な役っぽく登場するのにほぼテレビを観ているだけだったりと結構笑いのツボを刺激してきます🤣
あと、猫のアルフィーも可愛らしくちゃんと見せ場もあり、てっきりスパイ猫🐈だと思っていたのにストーリーにそんなに密接に絡んでくるわけじゃなかったのがちょっと残念。

2転3転どんでん返しに次ぐどんでん返しで目まぐるしく状況が変わっていくのも面白かったのですが、ちょっとサービス過剰過ぎだったかな👍
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