エニグマ

ARGYLLE/アーガイルのエニグマのネタバレレビュー・内容・結末

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

ベストセラーのスパイ小説を書いた小説家が本物のスパイに命を狙われるアクション映画。
マシュー・ヴォーン最高!!一生この路線のエンタメ供給してて欲しい。
キングスマンとはまた違ったベクトルのスパイ映画で良かった。二転三転する脚本も凝ってて面白い。お得意のツイスト。キングスマンの人間花火の如くカラフルなスモーク使ったダンスアクションやオイルスケートがキマっててカッコイイ。フリが丁寧だから余計に映える。まあキングスマンの規模縮小版と言われればそうなのだが、これはこれで良い面白さ。
サム・ロックウェル好きなのでかなり良い役どころなので嬉しかった。ブライス・ダラス・ハワードも役者として成熟して彼女なりの地位を確立してる気がする。今回は魅力的なシーンが多くてハマり役だった。特に劇中劇の端役かと思われたキーラがめちゃくちゃ良いタイミングで復活した時は自然と鳥肌立った。キーラ周りの展開が巧い。
終わりよければすべてよしの綺麗な爆発オチや最後のヘンリーカヴィル、気持ちいいエンドロールの音楽など最後まで気持ちよかった。ネット記事によると最後のヘンリー・カヴィルは真のアーガイルらしい。中盤ではアーガイルは主人公の過去を元にしたキャラと明かされたが、では真のアーガイルとは何者なのか。そしてポストクレジットはキングスマンと繋がるということなのか!?アーガイル1作目を映画化、そしてそれがキングスマンとクロスオーバーといういよいよ訳分からん展開。どうなってしまうのか。今後に期待。
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