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ARGYLLE/アーガイルのJJのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
2.0
いきなり脱線気味の話ではあるが、ビートルズのファンは例の新曲「NOW and THEN」が劇中でこれでもかと言う程流れるので、それだけで満足だろう。(ちなみにこの曲である必然性は全くない)

プロットの性質上、ブライス・ダラス・ハワード演じる主人公の立ち位置が行ったり来たりする上に、ヘンリー・カヴィル演じる主人公のイマジナリーフレンドのようなキャラクターがしょっちゅう物語に割って入ってくるためどうしてもキャラクターに感情移入させてくれない。
演出面でも、いつものマシュー・ヴォーン節ではあるものの全体的にキレがなく、ギャグシーンも全体的にスベり気味である。
全体的に小手先の手癖で作った感があり、シリーズ化へのフリも含めてゲンナリしてしまった。
俳優陣のラフな演技は好感が持てるが、アクション、特にダンスシーンはもうちょっと何とかならなかったか。
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