さかしー

ARGYLLE/アーガイルのさかしーのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
4.0
大人気スパイ小説の内容は予言だった…!?
先が読めそうで読めない華麗な展開、おバカでポップな伏線回収、キングスマンをある意味超えるぶっ飛びシーンの数々に「スパイアクションはこれでいいんだよ!」という監督渾身の開き直りを感じて笑った。アルフィーかわいいよアルフィー…!🐈📖

ブライス・ダラス・ハワードさんがひたすらキュートで素敵だったしスパイ映画ならではの仕掛けが見事で純粋にわくわくしたけど、後半で急に思い出したかのように「みんなこれが観たかったんでしょ〜!おまたせ〜〜〜!!(ご陽気BGM&カラフル煙幕ブシュー✌️😉✌️)」ってコメディ全振りしてきたのほんと笑った カラフル爆発に味を占めている…!

この映画の感想が「大傑作だ…!」になるか「大失速だ…!」になるか、まじであのカラフル煙幕ダンスバトルシーンが分岐になるとおもう 何だったんだあれは… そして何食ったら「靴の裏に〇〇貼っつけて〇〇の上を〇〇〇〇させながら闘わせよう!」なんて発想が思いつくんだマシュー・ヴォーン…!



(ここからは当時キングスマンのガゼルに一目惚れした限界ファンの感想です)

推しが出るけど予告にほんの一瞬映ってるだけだしサプライズ的な秒のカメオ出演なんだろうな〜と思いながらいざ観てみたら思ってたより映るし喋るし美しいしで気がついたら泣いてました 2024年、マルチバースのガゼルちゃんをスクリーンで観れましたありがとうございました………

後ろ姿が映った瞬間ほんとうに大袈裟じゃなく息が止まったし顔が映った瞬間なんかもううれしさというか信じられなさというかガゼルではないのにまたガゼルに会えた感じがして感極まって泣いてしまった、
推しがでてるって知ってたから観にいったんだけど推しがでてることを事前に知っておいてほんとうに良かったです
知らずにみてたら心臓とまるてあんなの… 完全にキングスマンファンへのサービスでしかなかったじゃん…やっぱガゼルちゃんは生きてたんじゃん…………(ガゼルちゃんではないけど)
アクションシーンこそないにしても出てくれてありがとう…ありがとう……の気持ちです ありがとうソフィアちゃん…



良かった点ももちろん多いけど正直うーんと思った点もあったので以下は個人の感想として

・アクションのノリ
もちろん最初はめちゃくちゃ笑ったしおもしろかったんだけど、個人的に後半は1度ウケたボケを同じ舞台で何度もやるようなノリにくどさをちょっとだけ感じてしまった…。
(あとこれは完全に個人の好みだけど、ブライスさんの赤毛がすきだったのでキメッキメなブロンドになったのはちょっとショックだった もちろん素敵だったし豹変っぷりとアクションはかっこよかったけども…!!)

・ねこちゃん(アルフィー)の扱い
ねこちゃんは無事だしずっとかわいいんだけどそんな人間の都合で道具みたいに扱わないで😡😡😡という怒りも正直あった
これは動物が出てくるどの映画でもそうだけど命はいくら無事でも人間の都合で動物を危ない目にあわすな…
マシュー・ヴォーン、犬もそうだしねこも好きだから映画に出すんだろうけど(本当に好きならそんな扱いする…???)と思う瞬間があるな…

・エリーとエイダンの関係性
小説の中では「良き相棒」として描かれてるなら現実でも別に恋愛関係にしなくても良き相棒のままでよかったのでは…?
王道ロマコメにしたかったんだろうけど… てかふたりがあそこでキスするんだったらヘンリー・カヴィルとジョン・シナだってキスしなきゃおかしくないですか??!????(まじでこれ)



アーガイルの感想、一言でまとめると途中まではめちゃくちゃ好きでした…!!!!!

ポップコーン食べながら観られるスパイ映画もたまにはいいよね あとメインテーマソングがめちゃくちゃ最高
さかしー

さかしー