Charlie

ARGYLLE/アーガイルのCharlieのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
4.5
よいエンタテイメント作品ですよ。

テレビCMで下記2点は鑑賞前に知っていました。
1. スパイ小説の小説家エリー(ブライス・ダラス・ハワード)の目の前に本物のスパイ(サム・ロックウェル演じるエイダン)が現れドンパチが始まる。
2. ヘンリー・カヴィルが小説中のスパイであるオーブリー・アーガイル役。

では、小説の中のヘンリーの登場頻度はどうなるのか、どんな展開になるのかと心配と期待を膨らませて観に行きました。結果、ヘンリーが想像よりしっかり出ていてよかったです。

以下、詳しくは書きませんが印象だけ。
ブライスの体形がいい具合にネタ隠しになっていてよかった。
サム・ロックウェルがいい具合にカッコよくないスパイでよかった。
猫の使い方が、笑いを生むところも含めて とてもうまかった。
アルフィーとして登場したのがサミュエル・L・ジャクソンで、またしてもサムかいな、と思ってしまった。

総じて非常に面白い作品でした。ふざけ過ぎの側面があるにはあるけど馬鹿馬鹿しさを笑える人にはオススメ。音楽の入れ方というか使い方もかなり面白かったです。
私はキングスマン3作全て好きなので、この作品も好きでした。(話は逸れるけどファーストエージェントの、息子に起きる出来事は衝撃よね)

以下ネタバレ注意
最後に出てくるキングスマンのバーの若者は、アーガイルがエージェントになる前の若き日のオーブリーらしい。つまり最後にエリー/レイチェル(ブライスDハワード)が自分の小説「アーガイル」のファンたちの質問に答えるシーンで出てくるヘンリー・カヴィルは、アーガイルは実在してるよ、という示唆なんですね。そりゃエリーがビックリするわ。
Charlie

Charlie