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ARGYLLE/アーガイルのKaZuiのレビュー・感想・評価

ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)
3.6
💬マシュー・ヴォーン監督作品。人気スパイ小説シリーズの著者であるエリー・コンウェイ(演:ブライス・ダラス・ハワード)は、小説の内容が現実に進行している陰謀に似すぎていたため、とある組織から命を狙われることになってしまう。サム・ロックウェルが現実のスパイとして現れるエイダン・ワイルドを演じており、キャラとしてもサム・ロックウェルの使い方としてもなかなか良かった。一方で、小説の中のスパイであるヘンリー・カヴィル演じるアーガイルとジョン・シナ演じる相棒のワイアットは架空のキャラにしておくには勿体なかった。アクションについても楽しかったのは間違いないが、これをやるのならば『キングスマン(原題:Kingsman)』シリーズの真っ当な新作を普通にやってほしいし、ヘンリー・カヴィルのスパイものが観たいのであれば『コードネーム U.N.C.L.E.(原題:The Man from U.N.C.L.E.)』の続編を待ちたいしで、この作品に求めていたものとは結果的に違ったように思う。マシュー・ヴォーン監督の他作品を知らずに鑑賞したらもっと楽しめるかもしれない。

初鑑賞:2024年3月16日
鑑賞方法:映画館(ユナイテッド・シネマ札幌)
2024年70本目。
3月13本目。

🗣海外で大コケしているようですがそこまで酷くはなかったです。サム・ロックウェルもヘンリー・カヴィルもジョン・シナも好きなんだけど3分の2が架空のキャラクターなのほんとにもったいない。あと『キングスマン』シリーズと繋げたいなら、サミュエル・L・ジャクソンとソフィア・ブテラは別のキャストにすれば良かったのにって思いますね。
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