Ark

ミラベルと魔法だらけの家のArkのレビュー・感想・評価

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)
4.0
2023-277
町で唯一魔法が使える一家マドリガル家で、1人だけ魔法の“ギフト”を貰えなかったミラベル。ある日、家族の魔法の力が弱まり、家も崩壊するかもしれないことに1人だけ気付くが……。


イサベラの結婚相手の顔の雰囲気がラプンツェルのユージーンに似てた(笑)
耳がいいドロレス可愛いから好き。

ミラベルは15歳らしいけど、15歳とは思えん!

ブルーノの声ジョン・レグイザモだったのか(笑)

ネタバレ↓















家族はみんな5歳のときに“ギフト”を貰っているのに、自分だけが貰えず劣等感を感じていたミラベル。特にイサベラとは不仲で、何故かおばあちゃんからも冷たく扱われる。皆は“特別”なのに自分だけ何も無い……と疎外感を感じるミラベルは、完璧に見える周りと自分を比べて落ち込む我々を投影しているよう。

秀でた能力を持っている人がいると羨ましく思ったり劣等感を感じたりするけど、「特別な能力などなくても、そのままで特別なんだよ」というメッセージと、家族愛がテーマなのかな。
それと、魔法で皆の役に立っていて完璧に見える家族にも実は何かしらの悩みがあったりするのも“完璧な人なんていない”って伝えられているようだった。

結局ミラベルはなんの“ギフト”を貰ったのか分からない。見えないだけで何かしらのギフトを貰ってると思うんだけど……。考察を読みつつ、「家族のために目に見えないものを修復する力」みたいなものかな〜と思った。ブルーノを家族のもとに戻したり、家と家族を救うことで“奇跡”を救ったりしていたように。家族が離れないように、そして代々続く“奇跡”を守れるようにそういう力を貰ったのかな〜と。

歌がとても良かった。
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