オクダ

ミラベルと魔法だらけの家のオクダのレビュー・感想・評価

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)
3.6
"壊れたらまた直せばいい"
この言葉を合言葉に2021年のコロナ禍に公開された作品は強いメッセージを持っていたような気がする。
南米コロンビアを舞台に魔法を持つ家系の話が描かれる。1人だけ魔法を持たないミラベルが自己の役割と、そもそもの魔法が持つ役割と魔法が繋ぐ"家族"という存在に気付く話。
山に囲われた小さな村での物語なのでストーリーの幅が狭く、個性豊かな魔法が使える家族のキャラクターという幅でしか描けないので物語の展開が小さい。だからこそ家族という規模を描くのにはちょうどよかったのかもしれない。
大切なのは一緒にいること。持っていること持っていないことではなく、ただ思い合うことだけなんだと思う。
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