ハレンチ学園在学生

美貌に罪ありのハレンチ学園在学生のレビュー・感想・評価

美貌に罪あり(1959年製作の映画)
4.0
約20年ぶりの再見。90分足らずの尺でこれだけのドラマをよく収めたものと感心。意味深な表題は大映の三大女優(山本富士子若尾文子野添ひとみ)にそれぞれかかっているのだが、聾唖者役の野添ひとみにその比重が大きいように感じた(住宅公団の上層部の娘と婚約までした川崎敬三が家を出て野添と生きていく道を選ぶ。野添が美貌でなければあり得ない話だろう)。ラストの勝新太郎と山本富士子の新作舞踊はなかなかの見ものだった。