三国志の赤壁の戦いを描いた大作映画のパート2。
10万本の矢を集めるシーンが好き。
各マンガ等でもあのシーンは胸が熱くなるし、本当に感心する。
文字通り風向きが変わるシーンは横山光輝氏のマンガの様に三日三晩孔明が変なメイクをしつつ祈祷するのかな?!
と思っていたらそこはちょっと違いましたね。
だけれど1800年前に風や天気を読む、という事があったのかと思うと人間の進歩は凄いな…と感心します。
作品としてもたくさんの人間が死ぬ。
ただ単の勝ち負けの話ではなく、戦というものに対するメッセージがあって良いと思う。
誰も戦いたくない。
勝者はいない。
いつの時代も人は「平安」を求める。
今でも戦争が起こっているこの時代。
やはり平安に勝るものはないんじゃないか?と思う。
映像も含め、とてもいい映画でした。