青空ゆき

ヴォイス・オブ・ラブの青空ゆきのレビュー・感想・評価

ヴォイス・オブ・ラブ(2020年製作の映画)
5.0
カナダのケベック州に暮らすアリーヌは音楽が大好きな大家族の末っ子。

12歳の田舎娘は天性の歌声と秘めた想いを胸にスターダムを駆け上る!

タイタニックの主題歌としても有名なマイ・ハート・ウィル・ゴー・オンなど名曲ばかり。

彼女にしか分からない孤独も。

主演、監督、脚本はフランスのヴァレリー・ルメルシエ。

歌は天才的、だがスターとしては地味。

デモテープがきっかけで音楽プロデューサー・ギィ=クロード(シルヴァン・マルセル)に出会い、様々な困難に立ち向かいながらスターに、オーラをまとっていくアリーヌ(セリーヌ)の姿を見事に演じきっている(12歳のアリーヌも!笑)

グラミー賞5回、全世界トータルセールス2億5000枚。

誰もが一度は聴いたことがある名曲の数々。

セリーヌ・ディオンの名前はもちろん知ってます、曲も聴けば、あ、知ってる、良い曲だよね。

でも曲名、見た目などどんな人かはまったく分からない。

そんなレベルで2022年1月13日に観賞。

14年間プライベートで外に出たことがない、仕事が忙しすぎて家と職場の往復だけ。

歌のために(喉のために)3ヶ月喋らない。

本当に厳しいプロの世界、プロ意識。

西海岸とかセレブのニュースって僻み、嫉み、やっかみ、悪意ある意地悪なニュースが多い気がする(全世界共通か)

その方が世間のウケがいいからですよねーやっぱり人の不幸こそ蜜の味。

美しくて華やか、絵に描いたようなお洒落な世界、悩みなんか何もない。

どんな世界だって、誰だってそんな訳ない。

知られざるスターの孤独、抱えているコンプレックス。

セリーヌを支えたのは12歳から育んだ純愛。

あなたに会えると心配事が消える。

年の差婚だが、3人の息子を授かり(次男と三男は双子)幸せな日々を過ごしたセリーヌ。

ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスターで2023年2月10日にリバイバルされたタイタニック。

涙、鳥肌なしでは聴けないあの、愛のテーマ。

実は好きじゃなかった笑

セリーヌのカバーを担当したフランスの歌手ヴィクトリア・シオの歌声にも注目!

※Twitterもよろしくお願いします!→@Blueeternal2022
青空ゆき

青空ゆき