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ヴォイス・オブ・ラブのchaooonのレビュー・感想・評価

ヴォイス・オブ・ラブ(2020年製作の映画)
3.4
“All by Myself♬”つながりでセリーヌ・ディオンの伝記映画を🎶
と思ったら、こちらはセリーヌの人生を基にしたフィクション作品とのこと。
主人公の名前もアリーヌ・デュー😲

監督・脚本そして主演までやってのけたのはフランスのヴァレリー・ルメルシエ🇫🇷
フォロワーさんのレビューでなんとなく情報は入っていたが、12歳から50歳までのアリーヌをヴァレリー1人で演じ切るという驚きの演出はやっぱり違和感しかない🤣

そもそも何を勘違いしていたか、セリーヌ本人がセリーヌ自身の生涯を演じているセルフプロデュース的な伝記映画だと思い込んでいて、終始「セリーヌ・ディオンってこんな顔してたっけ…?結構おばあさんだな🤔」って思いながら最後まで観てたのよね🤣
配信終了間際、時間と眠気との戦いでぼやっと観てたので、鑑賞中は作品情報調べたりとかもしてなくて、レビュー書きながら知る😇w
セリーヌ本人が演じるなら、子役を使わず演じ切るのも一つの表現だな、と思って観ていたけど、本人じゃないなら普通に子役でいいじゃんって思ったわ。

これはフィクションですと冒頭テロップが出るし、主人公の名前も違うのでどこまでがセリーヌの真実に沿ってるかは謎だけど、カナダの田舎で14人兄弟の末っ子として生まれたとか、12歳で類まれな才能を発揮して歌手デビューしたり、26歳も年上のマネージャーと熱愛結婚したとかはどうやら本当みたいね😲
子供時代にデビューでそんな芸歴長いとは知らなかった!

“All by Myself♬”やセリーヌと言えばこれっていう”My Heart Will Go On♬”も聴けて楽曲はやはりいいし、ステージパフォーマンスのシーンはテンションあがる🎶💕
個人的に好きな”It's All Coming Back to Me Now ♬”はなかったので残念。
楽曲は本人の音源の吹替かと思ったけど、フランスの歌手ヴィクトリア・シオが担当♬

アーティストの伝記映画となると、波乱の人生と苦悩、ドラッグやアルコールってパターンが多い中、家族やパートナーとの関係も良好で、孤独や苦悩は多少描かれても基本愛に溢れた人生でその辺はなんかよかったなあと😌💖
ただ全体通してエピソードを淡々と描いているだけで物語にあんまり起伏なく、人生の劇的な瞬間のエモさも全くなく最後まで行ってしまった印象😂
最後の最後で寂しい終わりだったしな…

そもそもやっぱりセリーヌの楽曲を交えて彼女の人生を描いているのに、別人として映画にするってとこがやはり中途半端な感じがする🙄
映画公式サイトには「実在のセリーヌ・ディオンは今も活躍中で、世界に一人しかいない大スターへの敬意を表するために本作では役名をアリーヌとした。」となってるけど、大人の事情で色々引っかかったのかな…🤔もやもや
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