御朱印帳

ヴォイス・オブ・ラブの御朱印帳のレビュー・感想・評価

ヴォイス・オブ・ラブ(2020年製作の映画)
3.2
セリーヌディオンの半生をモチーフとしたフィクション映画といいながら、ほぼ実話に基づいている感じがする。原題はALINE

カナダのケベック生まれでフランス語が母語、何と14人兄弟の末っ子。
音楽一家に育ち、幼少期から人前で歌を披露する。
両親も才能を理解し、売り込みに成功する。

英語はアメリカ進出に合わせて習得し、後は順風満帆と思いきや、声帯を痛めたり、年の離れた夫となるマネージャーとの恋、仕事と子育てとの両立などに悩む。

音楽実話モノでもフランス語、フランス人女性監督、アメリカの音楽実話モノのように薬物の話は無いので違った味わい。
また、主演女優も最初は違和感があったが、セリーヌディオンの歌い方を再現し、最後の方では本人が歌っているかのように感じた。でも、歌は吹替なんですね。上手い上手い。

セリーヌディオン、家族や夫など家族への愛、歌への愛、一途な人なんだな。

アメリカにいた頃、セリーヌディオンがブレイクしたこと、その時見た景色を思い出し、彼女のCDは、クリスマスアルバム以外はしばらく聴いていなかったので、また聴きたくなった。

この映画が公開されてから難病であることが判明し、長期休業することを自ら公表する。まだまだ、半生、また復活して歌声を聴かせて欲しい。

(追記)
セリーヌディオンのCDを探したら棚の中に4枚あり、プレイリストを早速作りました。
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