このレビューはネタバレを含みます
うーん、あまりない。
花束の種類が違う「花束みたいな恋をした」を通じて若者心理を描いた短編。
若葉竜也という動機だけで観たので期待はなかったのですが、それにしてももうちょっと……。
主人公は小説家志望なのにお世辞にも文章は上手くないし、字下げをしない、三点リーダを奇数で使う等、セオリーすら守れていないのは疑問。それが「若さ」の表現だとしても。夢の演出もあんな使い古された小道具やセリフでは何も撃ち抜けない。全体的に小っ恥ずかしかったのはわたしが若者の心を失ってしまったからなのかな。悲しいね。
ヒロインの陶酔的なセリフも受け付けなかったけど、最後マスクしてないのは物語の中ってことだろうからOKということにしたい。
道玄坂、スケボーで駆け下りたいよね。
伊坂幸太郎、面白いよね。
ゴミ、敵だよね。
見知ったロケーションは楽しかったです。