生まれ育った街は姫路で朝高もあったし過去には大阪の天下茶屋や京都に住んでたりと関西に住んでた身としては深くまでは知らなくても割と身近には感じる題材ではあって、テーマもいい。
ただ脚本なのか編集なのかどちらもなのか…とにかく話が唐突でぶつ切りで、回想も入るけど薄いし、モノローグも入るけどその語り手の目線での話という訳でもなく、キャラクターの心情や変化もグラデーションになってないし必要なシーンが無くて散文的でドラマ性に欠けててカタルシスを全く感じなかった。
静かなトーンの演技は聞き取れないし張る演技は舞台演技って感じで映画として見るとクサいな〜と感じてしまった。
同じような題材のパッチギが頭をよぎったけど、パッチギのが圧倒的な脚本力と編集力とユーモアがあるなと改めて感じた。
