このレビューはネタバレを含みます
親の呪縛からの解放、アイデンティティの確立を描いた作品。
親の期待に応えようとするメイメイがいい子過ぎたのと、お母さんがあまりに過干渉で、前半は特にしんどかった。
親との関係が良くない人、親に嫌悪感がある人は最初から最後まで結構きついのでは...!?
うちの親は、厳しい+過干渉気味、かつ基本子どもを下に見てるタイプの親だったけど、
私自身は「期待に応えられなくて申し訳ない」「いい子になろう」って思えずに、反発しまくってたからメイメイはすごいなぁと思った。
友達もめちゃくちゃ良い子たち。
友達を親に否定されるのは辛いわ。
自尊心が失われたときに助けてくれるのは友達だよね。
とはいえ、時代が移り変わっても、子どもは母親の鏡と言われ、母子という鎖に繋がれるのは女性。
だからこそ、女性の儀式として描かれてたのかもしれない。
思春期の描写とか、親に対してのセリフとか、直接的な表現が多くて驚いた。
これは、賛否両論・良し悪しはあると思うけど、もふもふのキャラクターが緩和材になってたと思う。
あと、個人的に、大好きなアーティストのライブに行った彼女たちが泣いてたのがツボだった。
ファンとかオタクの心をよく理解してるなって思った笑笑
言いたいことは色々あるけど、とにかく
もふもふレッサーパンダがかわいい~!お腹にぎゅってしたい!!もふもふ!!!