このレビューはネタバレを含みます
【あらすじ:親の前で優等生をしている女の子が、親の反対を押し切って友達と推しのライブに行こうとする話】
親子のお話。
今っぽいけど、普遍的なテーマなんだろうな。
ピクサーなんだけど、アメリカの実写学園ものっぽいテンションで面白かった!
金集めしてるのが楽しそうで何より!
あと、キャラのビジュアルがザ美少女って感じじゃ無いのも良い。普通の女の子たち。3Dだからこうなるってことなのか……。
いや、日本だとキラキラ美少女になっちゃうでしょ?
キャラデザよかった。
キャラクターがイキイキしてるのよね。
ただ、色々と設定がぐだぐだと言うか。
パンダの呪いを封じ込めるチャンスは次の1回しか無いのに……。
なんで母ちゃんまたパンダになって、戻れたのかなとか。
めっちゃパンダになりまくってたし、そもそも無理じゃないのとかさ。
パンダでいることのデメリットが少なそうだったかなー、とか。
……パンダはデメリットないのかな。
あくまで親に従うこととか、自分を偽ることのメタファーだから。
そういう意味では、ご都合っぽい。
そうした面を気にしなければとても良い映画では?私は好きよ?
【テーマ:家族に本当の自分の姿を曝け出してる?】
本当の自分の姿って言われても、と言う気はするけれど。
日本は、所属するグループによって自分のキャラクターを変えるとも言うらしいし。
どこでも本当の姿を見せるって、どう言うことなんだろ。
映画だと、基本『家族の前での姿はどう?』ってことなんでしょうけども。
映画の中のお母ちゃんは、多少は救われたのだろうか……。
メイメイを見る目が変わったり、自分パンダをゲームに入れて育ててたり、向き合ってるから良さそうだけど。
ま、不快感なく終わったから良いかな!
ともかく、こう言うおバカな感じとても好き!
女子の思春期ってこんな感じなのかなって思ったりもしたし。
楽しかったですー。