エッグい作品だ、、、思わずディズニー+で配信されている50分弱のドキュメンタリーも見てしまった、、、そして配信開始日に観てたのに纏まらなくて寝かせすぎた、、
ピクサーらしさもありながら全く新しい表現方法に挑戦していてそれがバッチリ刺さった。
所謂カートゥーン的なコメディではなく日本の漫画・アニメに多大な影響を受けた作風だと一目瞭然で、日本人としては親しみがあるもののピクサーにやられると新鮮で物語に良い作用を与えていると感じた。
実際ドミー・シー監督の自宅リビングには彼女が神と仰ぐ宮崎駿の画集が置かれていたり、セーラームーンが好きとも言っていたりする。
ディズニー/ピクサー初の女性中国系アメリカ人監督。プロデューサーを初め各セクションのトップが全て女性なのも初とのこと。
そういった人事も今作にまさにピッタリ。今作は娘と母の自分探しの話であり、女性の目線が、娘側と母側の目線が必要不可欠なのだ。
さらに主人公はトロントに住む中国系カナダ人の女の子。監督の子供時代を投影したキャラとのことで、東洋思想に西洋文化という移民2世のリアルがポップに詰め込まれていた。
なんとも尊い友情にまさかの激アツ展開もありスーパーエンタメムービーだった。大オススメ