めちゃくちゃ面白い。
これ私にはかなり刺さりました。
Pixar作品の良いところはやはり、製作者の思いや経験が等身大で描かれているというところです。だから毎回ファンタジーの中にもリアリティがあるし共感できるし薄っぺらくない。
この作品はメイキング映像もかなり面白いです。Pixarの女性チームによって作られたとのことで、女の子による女の子のための映画って感じがします。そういうのも全然あっていい。
「女の子」が「女性」に成長する過程で、自分の変化に戸惑い恥ずかしくなったり、イラついたり、はたまた恋をしたり…そういった女の子の心情描写をかなりリアルに表現しています。月経をレッサーパンダに置き換えたのもマイルドでありながらメッセージが分かりやすい比喩で良いです。
主人公と同じような経験を私もしているので余計に愛おしい。
友人のキャラクターや家族の描き方も凄く好きです。どのキャラクターもみんな可愛くて大好き。
制作陣がこの作品に込める愛も凄く伝わりました。造り手が楽しんで作ってる映画だって分かります。