伊達巻

私ときどきレッサーパンダの伊達巻のレビュー・感想・評価

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)
4.0
永遠に変わらないものなんてない、そうだよなぁ。この言葉いまの自分にすごく沁みてくる…。ちょっと教科書っぽい感じが否めないなぁと思いながら観ていたが後半おっ魂消の激アツ展開にめちゃくちゃ泣いちゃう。あらゆる選択は誰かの為にあるのではなく、いつだって自分の為にあるものなのだ。最近ともだちがいることの有り難みをかつてないくらい、もう死ぬほど感じていて、だからメイが一番大切な人たちとして心の中で思い出すのがともだちっていうそのシンプルさに、かなり心を打たれた。ひとりで生きていきたい、どうやったらひとりで生きていけるだろうって、今までそればかり考えていたけど、知らん土地にひとりで来て初めて(二日目)、初めてその難しさとそれに必要な強さを少しずつ理解しつつ、そして逆に、大好きな人たちがいてこそ自分を大切することができるのだと、みんながいるからこそひとりになれるのだと、そう気付かされた気もしたミュンヘン行きの便の中。あと一年、がんばらな
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