オープニングの水辺に浮かぶボートのシーンから心を鷲掴みにされました
これ、好きなヤツっ、て直感しました
こんなにぽろぽろ涙が溢れてきた映画はいつ以来だろう、思い出せない
私の実の姉がオーストラリア国籍を取得して、移住して40年経ちます
その姉は韓国から2人の養子をもらって、育てて、既に成人してます
なので、とても身近な問題に感じました
アメリカもオーストラリアも養子大国で、子供たちは皆幸せに暮らしているものと思っていました
セレブたちはこぞって貧しい国から子供たちを養子縁組して育てています
日本と違って、子供は社会で育てる、と言う考え方が浸透しているからでしょう
ゆえに、養父母が手続きを怠ったり、新しくできた法律のせいで国外追放される人たちがこんなにもたくさんいるんだと言うことを知って驚愕しました
日本も他人事ではないですね
真剣に考える時が来ているのだと思います
キャシー(アリシア・ヴィキャンデルさん)がどうして前夫のエース(マーク・オブライエンさん)と別れたのか、どうやって現夫のアントニオ・ルブラン(ジャスティン・チョンさん)と付き合いだしたのかは詳しく描かれていません
本筋と関係ないから省略したのかな
子役のジェシー・ルブラン(シドニー・コワルスケちゃん)がめちゃくちゃ可愛い
「私はパパに捨てられたのよね」と言うジェシーを、学校をサボって1日連れ出すシーンは感動しました
もう、主役はジェシーちゃんで間違い無いでしょう
母親役のアリシア・ヴィキャンデルさん美しくて素敵な方でした
「リリーのすべて」も今度見てみよう
あと、ベトナムからのボート難民の友人パーカーの逸話が物語に深みを与えているなと思いました
ラスト、空港でのシーンは号泣必至ですね
ただ、ジェシーちゃんと抱き合うシーンは、さあ、ここで泣け!言われてるみたいで、演出過多だった気がします
いや、まあ、実際号泣したんでいいんですけどね、まんまと乗せられてしまいました
これ、実話?
実際モデルになった方はいるみたいですけど、複数のモデルがいて、完全な実話て訳ではないみたい
あの後アントニオは韓国で生活の下地を作って家族を迎え入れたと信じたい
しばらく余韻が残りそうです