飯田橋の名画座ギンレイホールにて鑑賞。
法律って怖いな、と心から思ったのは映画レ・ミゼラブルを観た時です。
主人公ジャン・バルジャンは 飢え死にしそうな妹の子供のためにパンを盗んで投獄されました。
法(正義)の執行人ジャベールが悪魔に見えたものです。
本作品でも、ささやかな家族の幸せが合法的に壊されていく様がリアルに描かれています。
私達は子供の頃から学校で「法を守ること」の大切さは教わるものの、「法で自分の身を守ること」の大切さは全く教わりません。
あくまでも国民は法を守らされる対象にすぎないのです。
選挙の投票率が低いのは、こうした幼少期からの「学習の成果」なのでしょう。
悔しいです。