ブルー・バイユーのかわうそのレビュー・感想・評価

アメリカの自由って、格差と差別という形で歪が表れてますよね。
それがよく分かる映画。

今から40年くらい前に貧困国から子供を連れてきて養子としていたけれども、今はそれを国外退去させているという現実を描いた作品。

ほぼ人身売買のようなかたちで「お金で買われた子供」が養子としてたらいまわしにされて、犯罪に手を出して更生してようやく幸せな家庭を築こうとしてもお金のことで苦労して、人種差別の挙句に強制送還されるというストーリー。

救いが無い。
けど、ラストで号泣してしまった。。