やっと沈黙のパレードを見ることができた。ガリレオシリーズの映画で「真夏の方程式」以来の映画かな。それ以来の映画なので、福山雅治少し丸くなったなと思ったけど、年を取らないのも福山雅治である。
久しぶりの湯川と内海のコンビを見れたのもあるし、草薙と湯川のコンビも熱い。この二人はずっと長い間一緒にいるので見てて落ち着く。内海と湯川がファミレスにいるシーンも見てて落ち着いた。
最初の喉自慢大会のシーンでは歌がよくて泣きそうになった。ミステリーなのでこの振りはと思っていたら案の定当たっていた。葬式のシーンで気持ちの振り幅がどーんと落ちた感覚になった。
自分も推理しながら色々考えながら見ていたけど、大体当たっていた。しかし、まさか事件にアレが使われていたとは思ってはいなかった。事件解決したけど物足りなさがあり、ここからどう持っていくかを期待していた。
ここからの盛り上がり具合は少し下ぶれていた。ちゃんと事件は解決したのに、この後どう事件が進展したのかやこの事件に関わった人たちのその後をもう少し描いて欲しかった。しっかりと犯人が確定した段階で閉めてほしかった。
ミステリー弱めだけど人間ドラマよりの比重だった。エンドロールで過去の映画やドラマから映像を引っ張ってきて草薙と湯川の友情ムービーだった。この映画はミステリーではなく湯川と草薙そして並木と戸島この両者の「親友」という対比構造を描きたかったのかなと途中から思った。
今回見て原作を見たくなったので買いに行こうかなと思う。
2022年47本目
