沈黙のパレードのみずいろのネタバレレビュー・内容・結末

ドラマシリーズ、映画と観てきたガリレオ。
楽しみにしすぎていたのか映画1作目である｢容疑者Xの献身｣が良作すぎたのか期待外れだったというのが正直な感想。

人間的で社交的になった湯川先生にも気持ちがついていけず。
そして檀れいさんと椎名桔平さん夫婦への同情心が湧かなすぎて、なにこの夫婦、、、ってなってしまったのもハマらなかった要因。
娘のように可愛がっていたと言っていたのに妻が嫉妬と言い当てられ事故とは言えそうなったにも関わらず夫婦で傷を舐め合い隠蔽するだなんて、、そして何も知らないかのように、なみきやに出入りしてたなんて。さすがに引いた。

しかし柴咲コウさん演じる内海薫が帰ってきて、草薙さんとの3人組になったのは嬉しい限り。
個々で他作品で見るとまだまだ変わらず若いなあと思っていたが過去の作品シリーズで同じ役となるとこうも良い感じに歳を重ねたのが味になるんですね。

ストーリーや演出は置いておいて、とても印象に残ったのは、湯川先生の「あの時と同じようなことは繰り返したくはない」という台詞だ。
これが｢容疑者Xの献身｣のことなのか｢真夏の方程式｣のことなのかドラマシリーズにもそういう結末になった話は何個もあったがこうはっきり台詞にされると胸がぎゅっとなった。

今作は内海と湯川先生のケンカのような、やり取りが少なくて寂しかった。
湯川先生のいつものキレキレ感もなかったし。
過去作を観て心を満たそうと思います。