このレビューはネタバレを含みます
「ガリレオ」は人の思いが交差するという言葉が一貫してあるなという印象だった。今回もそうだなと感じた。
思いって人それぞれにあって上手くいったり上手くいかなかったり、それが細かく書かれている作品だなって感じた。綺麗に収まるものなんて人生にありはしないと私は思う。だから、殺人がうまくいかなかったそれだけ。
冒頭のシーンで草薙さんが嘔吐するシーンは印象的だった。いつもは2枚目な草薙さんが、それほどまでにストレスでトラウマでプレッシャーなんだなと印象づけられた。
結果を基づいている事実しか言わない湯川さんが今回は躍起になって推理するシーンが多い。それほどまでに定食屋に来るみんなに、家族に、恩義(なのかな?主観だけど)受け取っているんだなって思った。