ももさく

沈黙のパレードのももさくのレビュー・感想・評価

沈黙のパレード(2022年製作の映画)
2.7
皆んなの前で歌い上げる。そんな彼女の過去、その先の未来を振り返る。

才能があり未来もあった彼女…姿を消し3年後遺体として発見される。



定番メンバー→湯川学(福山雅治)内海薫(柴咲コウ)草薙俊平(北村一輝)。


並木祐太郎(飯尾和樹)菊野商店街にある料理店「なみきや」店主。湯川の行きつけの店。

並木真智子(戸田菜穂)祐太郎の妻。

並木佐織(川床明日香、宮島瑠花、山田小媛、有田麗未、米村莉子)並木夫妻の長女。歌が上手い。

並木夏美(出口夏希)並木夫妻の次女。

宮沢麻耶(吉田羊)宮沢書店に勤める女性。チーム菊野で「宝島」でパレードに参加する。

新倉留美(檀れい)過去バンド活動もしていた直紀の妻。

新倉直紀(椎名桔平)佐織の才能を生かそうと努力しつづけた元バンドマン。庭も広い大きな家に住む。

高垣智也(岡山天音)佐織と付き合っていた。

戸島修作(田口浩正)祐太郎の同級生。

増村栄治(酒向芳)廃品回収会社で働く。蓮沼を住まわせた。

本橋誠二(清水伸)優奈の父親。

蓮沼寛一(村上淳)優奈の父親の工場で働いていた。父親は元刑事。

本橋由美子(山田キヌヲ)優奈の母親。

本橋優奈(大島美優)23年前に行方不明になりその4年後に白骨遺体で見つかる。

山田(しゅはまはるみ)なみきやにランチを食べに来た女性。

他出演者→武藤勇人(三浦健人)菊野署刑事、
谷謙太郎(田中光輔)菊野署刑事、三神徹子(桜木梨奈)菊野署刑事、島岡早貴(徳橋みのり)鑑識課主任、矢野秀樹(小沼朝生)警視庁捜査一課長、間宮昌明(モロ師岡)、記者(津田寛治)。

予告を見た時は、わー面白そう!って思ったんですが実際見たら他の劇場版2作品と比べると劣る。

1回目じっくりと見て2回目サラリと見て評価高めだから言いにくいが感動もないし悲しみも弱く感じた。

クレオパトラとか海賊とかパレードが普通に楽しめる。湯川先生、こういうの見に行くタイプに思えないけどー。

蝶のバレッタ、かき氷、血液と涙は同じ、ゆるきゃらキクモン、手つなぎ、、引き戸の小窓も印象的。

サスペンスを見すぎているから、だいたい読めてしまったのは、ある。もちろん一捻りじゃないので全ては読み切れなかったけど、それでもえー!って感じが私的には全くなくて面白さに欠けていた。

亡くなった人の事を悪く言いたくないけど私個人の意見としては佐織を好きになれなかった。こんなにみんなに愛されている存在?設定だけど私は思考回路が子供っぽく見えてしまった。まぁ実際まだ子供だったのかもしれないけど。

Jupiterは、めちゃくちゃ上手いけど本人が歌ってるのかは謎でした。

柴咲コウの歌は好きで、初めてヒトツボシ聞いた時、なんかパッとしないなぁと思ったけど、何度も聞くと良い!と思えるし映画には合ってた。

沢山の登場人物が、どことどう繋がってるのかとかを考えるのは楽しかった。たいして繋がってなかったか?とも思えたが。

予告見た時は、タイトルに沈黙ついてるから、みんなで重大な秘密をかかえてんだなぁ、きっと!なんてワクワクしましたが、クズはずーっとクズだし、真犯人に至っては、よく普通に暮らしてきたもんだとも思った。どんなメンタルしてんだ。それに、みんな、そんなに沈黙してたかなぁ?まぁまぁ喋ってた気がした。

2時間サスペンスでもよくある感じの仕上がりでした。

何故かエンドロールが過去シーンだし、4作目やらないのか?と思ってしまった。1作目も2作目もとても印象に残る作品で大好きだけど、3作目のこれは何も残らない、何か陳腐に感じました。

草薙メインっぽくしてたけど、それも別にいらないなー。吐いたりしないで欲しかった。

  「沈黙罪は、あるんでしょうか?」

   「このまま沈黙を続けますか?」