このレビューはネタバレを含みます
被害者家族の営む定食屋さんに集まる地元の仲間たち。
その中でも椎名桔平・檀れい夫婦だけがどうしても異質で最初から怪しいのが残念。
殺人の構造は容疑者Xと同じだし。
(大切な人の”殺人”を隠すために別の”殺人”を犯してしまう)
湯川先生、キャラ変したの?と思うほど今までのシリーズとは違っていた気がする。
高笑いするシーンは以前もちょくちょくあったけど、今作は長すぎて途中から福山雅治丸出しに見えた。
事件に関わるのもいつもより積極的だ
何人もが事件に関与すると、いろいろなことが薄まってぼんやりとしてしまう。
実際に人を殺すかもしれないことに家族でも関わりたくないかもしれないのに、どんなに親しくても友人や大切な人たちを巻き込むなんてなかなかできないだろう。
関わる人が増えれば増えるほど、目論見が露呈しやすくなるだろうし。
たぶん原作を読んだほうがおもしろいんだろうな。