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僕のアマンダのkouのレビュー・感想・評価

僕のアマンダ(2021年製作の映画)
3.5
なんだろう、特筆する内容もないけども、それほど悪くもない。
アマンダとファフィーの二人は超仲のいい親友同士。
どんなときも相談しあい空を見上げて喋ったり。
お互い別に恋人がいてもちろんそれも知ってる。困ったことがあれば仲裁にも入る。

アマンダがケルヴィンにプロポーズされた話の時に出た「私が貴方だったら『1001通のアマンダへの手紙』を書くわ」と言ったのがこの映画の伏線。

フィリピン映画だから欧米のようなおしゃれ感満載でもないし、ヒロインがびっくりするような美人でもない。でもそれは全然それでいいと思う。

あと1センチの恋のフィリピン版のような感じだけど、違うのはアマンダのファフィーに対する思いは描かれているようで(私には)見えないという点。
あなたのことは好きよ、とは言っているが「誰よりも大切な親友」以上の愛は感じられなかった。ファフィーは見え見えなんだけどな。

ラストに作り上げられたアマンダへの愛が詰まった本。それが作られた背景をファフィー目線で語っているのがこの映画。

でもそのラストの映像が低予算なのか凄いチープで。もうちょっと映像技術的になんとかなっただろうよ。
そこが大きな不満。しかも時間軸も飛ばしすぎじゃい!
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