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完璧な家族になる方法のkureaのレビュー・感想・評価

完璧な家族になる方法(2021年製作の映画)
3.3
家族のカタチも様々よね。
でも家族だって完璧である必要はない。
完璧じゃないからこそ
徐々に徐々にお互いの
いろんな知らない一面を知って
喜んだり時に怒ったり反省したり…

子は子で心配させたくないとか
なんとなく求められてる気がする重圧を
感じたり
過去に親に怒られたこと気にして
親に怒られないように悲しませないように、
外で他人に自分を良く見せようとするように
家庭でも親を失望させないよう
気を使ったりする子はいる。

親になったことのない私が
これを言うのはおこがましいけど
間違ってる部分もあるだろうけど
親も親で自分の子だから
なんでも知ってる、理解してる気に
なっちゃうんだろうけど
本当のその子の知らないところは
あるだろうし
どこまで干渉していいのか
境界線が分からなくなったり
夫婦間でも子に対しても
いっぱいいっぱいで疲れて
最悪の場合壊れたりする人もいる。
そんな気がする。
要するに親は親で
子の知る由もないところで
何か抱えて苦労してたりすると思う。
私自身も今まで散々苦労かけてたと思う。

でも家族ってなんだかんだ
見えるカタチじゃなくたって
家族が大事で口にしなくても
どこかしら気持ちで気にかけてて
互いがかけがえのない存在だから
失敗したり間違えたりして
さらにその愛情が深まるものなんじゃないかと思った。

今作のパパもママも
いろいろ私的に思うところはあった。
パパのあの態度、私でもきっと
プレッシャー感じて疲れるし
新しい奥さんの立場でも
自分のことばっかじゃん!!てなる。
ママもママで愛情はあるし理解者であっても
どこか寂しさを感じてしまう。
あんなとこに子供連れてくって😥

でも2人とも愛してた。
時に失敗してごめんってなっても
愛してれば大丈夫。
カタチを家族の繋がりを強いものに
し続けていくことはできる。
そんなふうに感じた。

だから完璧である必要なんかない。
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