韓国のクライムらしく、ゲスくて血生臭い、コメディとして観れば、そこそこ楽しめますが、主演のファン·ジョンミンの映画を観てないと解らないネタもあり、ちょっと残念でした。解る人には楽しいのかもです。
帰宅途中、ファン·ジョンミンが突然拉致された。パイプ椅子に縛りつけられた状態で意識を取り戻した彼は、自分が大金目当で誘拐された事を知る。ゲームを楽しむように彼を誘拐した若者たちは、ソウルを震撼させている猟奇殺人事件の犯人達でした。
ネタバレ↓
目覚めるとニュースで誘拐を報道された女性が縛られていました。ジョンミンは犯人達とのやり取りで、緊迫状況を理解。女性を殺そうとする犯人達に5億送るので、女性も助けて欲しいと交渉します。
誘拐の主犯格ギワンが数人を連れジョンミンの家に向かいます。監視の目がなくなるとガラスの破片をゲットします。
インタビューに行かないと騒ぎになるからマネージャーに電話かけたいと監視役を使い連絡しますが、出ないので後輩に。この辺りは、彼の作品を観てないと解らないネタで、それを元に誘拐された事や犯人を特定する警察と言う流れ。
警察はギワンを追い詰めますが逃がしてしまう。
一方、ジョンミンは心臓病の薬がきれるから、薬を買ってきてくれと頼みます。痙攣し涎を垂らしオシッコまで漏らす演技(これが演技なの解りにくい)で、監視役は薬を買いに向かいます。残った監視役は、ジョンミンの様子に慌てて拘束をとくと、ガラスの破片で襲い掛かり、女性と共に逃げます。しかし、女性は捕まり、民家に逃げたジョンミンもイカれジジイに閉じ込められ、追って来た誘拐犯に捕まります。
その頃ギワンは、わざと自首し、アジトの場所と減刑と毎月300万ウォン支給するように要求。警査は同意をし(え？そんなのありなの？)、アジトに向かいます。しかし爆弾を仕掛けられてい爆破されました。女刑事が、イカれジジイがジョンミンの靴を履いているのに気付き、ジョンミンが捕らえられてるアジトを突き止め向かいます。
ラストはギワンvsジョンミン。ジョンミンの勝ち。ジョンミンと女性は保護されました。
2年後。ジョンミンの誘拐事件を元にした映画が製作され、THE END。
途中まで、楽しかったのですが、警察があり得ないギワンの要求を呑んだり、ジジイの靴がジョンミンのモノと気付く辺りから、シラケました。ラストもギワンよりジョンミンが結果、強かったみたいなのも…。うーん、コメディとして観れば面白いかぁ。って感じでした。
やっぱり、私には韓国映画合わないのかも知れない。
