情報もほぼ上がっていないし、なぜ自分が📎したのかも忘れかけているけど...フランス🇫🇷の実話。
パリ消防署に勤務し将来有望の若き消防士👩🚒（ピエール・ニネ）は日々、人の為に先頭に立って力を尽くしていた。冒頭から続く事故の救護に真摯に挑み、市民に優しく言葉を掛ける立派で優秀な人物。愛妻との間には双子の女の子がいるパパでもある。
ある火災に出動した時、部下を助ける為に全身に火傷を負ってしまい長い入院生活を強いられる。特にイケメンの顔が崩れてしまう程の重傷。16ヶ月で24回も手術を受けていた。
いくら強い精神力がある人物でもさすがに堪える。
家族も遠避けるようになり、1人の殻に籠もる日々。夫婦の絆は離れかける。
顔は目立つ。他人からは驚かれ珍しそうな目を向けられる。それだけでも心が萎えてしまうだろう。
家族や周りの人々も腫れ物に触るように気を遣ってしまう。
妻の気持ちも解らないでもないけど、実家に戻る決心までする。まだ若く、小さな子供を抱えていて、妻も抗うつ剤を飲むようになっていた。
自殺の覚悟もしてしまう程のどん底から、1人で少しづつ考え方を見つめ直して変化していく。
涙なくして観れない再生物語。
消防士は日々が危険と隣り合わせだろうけど、誰しもが事故や災難にいつ遭うかも知れない。
治るにはとにかく精神力が大切で、温かく見守る家族はただ側にいるだけで良いと気付かされる。
綺麗な顔のピエール・レネの特殊メイクがどんどん変化していく様も必見ものかも😦
