いろどり

ジェーンとシャルロットのいろどりのレビュー・感想・評価

ジェーンとシャルロット(2021年製作の映画)
4.0
ジェーン・バーキンがシャルロットに対してここまで気後れしていたとはちょっと驚き。
美醜や人からの評価に無頓着なイメージのジェーンもやっぱり一般的な感性を持っていたり、ママさえ良ければ出来るだけ撮りたいとシャルロットに言われたときのものすごく真剣な表情のウイは、私が知ってる天真爛漫なスターのジェーン・バーキンではなく、一人の女性、母親の姿だった。
シャルロットが、パパ・セルジュゲンズブールは野次馬な人だったと言ったとき、言葉をかぶせるように「長所よ、そこも好きだった」と言うジェーンの姿は、別れても想いの強さが滲み出ていて、ああ私はこんなジェーン・バーキンを見たかったのかもしれないと思った。
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