トルーマンバロウズ

レリックのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

レリック(1997年製作の映画)
3.4
舞台はシカゴにあるとある歴史博物館、ある日この博物館で一人の警備員が惨殺されるという事件が発生した。
捜査担当のダガスタ警部補は生物学者のマーゴ博士とともに調査を開始するが・・・・。

ペネロープ・アン・ミラーとトム・サイズモア共演のとある博物館を舞台に正体不明の怪物に襲われる人々を描いたSFXモンスターパニックホラー映画。
ストーリーはありきたりな部分が多いが、上映時間がやや長めな分丁寧に進んでいき意外な怪物の正体など緊迫感のある展開はなかなか良かった。
そしてなにより怪物の特撮やSFXはスタン・ウィンストン大先生が担当しているだけありかなり迫力があり猛スピードで追跡してくる場面や獲物を惨殺する描写などはモンスター映画好きには素晴らしいものがあった。
ラストの退治方法も斬新さはないが映像面ではなかなかかっこよく、全体的にもう少し脚本やテンポが良ければかなりの佳作になれたかもしれないだけに少し惜しい作品だった。