Tラモーン

箱の向こう側のTラモーンのレビュー・感想・評価

箱の向こう側(2018年製作の映画)
3.7
字幕無いけどなんとなくストーリーはわかるホラー。


クリスマスの夜、仲睦まじく料理をするベンとレイチェル。そこへ恐らくレイチェルの元カレと思われる男ショーンが現れ、ベンへプレゼントの箱を渡すと走り去ってしまう。箱を開けて見ると、その箱の底が見えない。そしてショーンのメッセージカードには"絶対に箱から目を逸らすな"。


うわ〜、不気味〜。
ビックリ系とか怖い‼︎って感じのアメリカンホラーじゃなくてむしろ世にも奇妙な物語みたいな、日本ぽいじっとりした不気味さ。

底の見えない箱を懐中電灯で照らしたり、鉛筆を投げ込んでみたり、底なしの見せ方がなかなか上手い。
そしてふと2人が箱から目を離したとき、転がり出てくる鉛筆の恐怖の掻き立て具合もなかなか…。

そして箱から覗くビショビショのおじさん!
え!??怖い!!?いや、怖くないか…いや、怖い!!!!

ちょっと目を離すともう少しだけ箱から出てきてる!やっぱり怖い!

レイチェルに包丁を持たせて見張りを頼み、ショーンをとっ捕まえに行くベン!運転する車内からの電話でやっとショーンが電話に出たかと思うと…。

"なんで目を離した!お前が見てなきゃいけないんだ!"

ここが1番ゾワっとした〜。

ショーンが訪ねて来たとき咄嗟にレイチェルはいないって嘘ついてなかったらプレゼントは渡されなかったのかもね。

ベンがいる間はおじさんわざと動かなかったんだ…。

謎の影とおじさんに囲まれる絶望感とフッと電気が消える瞬間の恐怖感。あれは箱の中なのかな。

夜中に観る作品じゃなかった…😱
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