Keito

猿の惑星:創世記(ジェネシス)のKeitoのレビュー・感想・評価

3.8
自然の在り方を決して壊してはいけない。

僕がお前を守ってやる。

驚異的な知能を持つシーザーの誕生。

「猿の惑星」シリーズの新たな幕開け。


このシリーズは今まで見たことがなかったのですが、とても興味深かったです。

高度な知能を持ったチンパンジーが、人類に反逆を行うという歴代作のメッセージを踏まえつつも、現代版にしっかりとアレンジされているのでこの作品から見始めても大丈夫かなと思います!

印象に残ったのは、やはり、シーザーが猿のリーダーとして覚醒する場面。
隔離された空間の中で人間に対して憤りを感じつつも、自分を愛して育ててくれたウィルを思う気持ちで揺れ動く心が繊細でとても人間的だなと思いました。

映画情報

人気SFシリーズの第1作「猿の惑星」(1968)のプリクエル(前章)。現代の米サンフランシスコを舞台に、遺伝子操作によって高い知能をもち人間たちを支配しようと企むサルたちと、それに対抗する人間たちの戦いを描く。主人公の若き科学者役に「127時間」のジェームズ・フランコ。共演に「スラムドッグ$ミリオネア」のフリーダ・ピント、「ロード・オブ・ザ・リング」のアンディ・サーキスら。監督は英国の新鋭ルパート・ワイアット。
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