🐒2024年74本目🦍（吹替）
オリジナル版の1・3作目だけ観ている状態でなんと7年も経ってしまいましたが、さてどこから再開しようかと思った時に オリジナル版だとDisney＋で配信されていない作品があったので、新作に向けてリブート版を開拓することに。（というかたまたま本作を再生してたらやけに面白くて、興味が湧いたっていうのが真実🐒）
人間が好き勝手に幅広げて全ての動物達を支配しているものだから、心の通った反逆のようなこの世界観は観ていて惹き付けられる。味わい深い切なさと地球を陣取る人間の理不尽さと汚さと。
人間が触れてはいけないところ、だけど叶えたいジレンマ。揺れ動く想いの一つ一つが刺さる。
シーザーの揺れる心が伝わるあの瞬間の表情、言葉がなくても伝わる動揺と怒りと悲しみ。（シーザーがアンディ・サーキスだとぉ！！！！驚き！）
ペットとして飼い、家族として迎え入れる動物はとても可愛いけど、そこに自我や知能が付随してしまったら きっと成立しない何かが生まれる。
無邪気に受け入れてくれるというこちら側の身勝手な愛情や人間の浅はかさも考えさせられるし、父親のアルツハイマーを治したい男性の気持ちにも強く共感してしまって、思わぬ要素が詰まった見応えのある作品でした。
THE悪役ってところにトム・フェルトンがまたハマっているし、なんと言ってもオランウータンいい味出してて 語らずして全てを理解しているかのような安心感と温もりが、映像として楽しむその瞬間にも生かされてて 動物の目や表情が持つパワーの凄みを思い知らされた。
最後のシーザーのセリフには泣いたし、節々泣けてきて思いの外 心に来る作品でした。
主演のお兄さん、ちょっとだけ「グレムリン」の彼に似ていて 不思議な安定感があった。
猿の惑星開拓は7年もストップしてしまっていたけど、リブート版観て新作も楽しみたいという気持ちになっているので、楽しみが増えた。
オリジナル版は謎に2作目飛ばして3作目を先に観てしまっているのだが、Disney＋に現在配信されていないのが3作目と5作目なので、かえって3作目を観ていて良かった。
とはいえすでに記憶から消えているので、オリジナル版は改めてまた一から観たい。一作目の衝撃が忘れられないので、またいつか観る！！！
