このレビューはネタバレを含みます
猿の惑星誕生のきっかけを描くオリジンストーリー。
過去作の征服とは別軸の話なんですかね?
アルツハイマー治療のための薬をチンパンジーに投与した結果頭が良くなってしまった、というのが今作で描かれる猿たちのオリジンです。
今作も主人公はシーザー。
頭が良くなってしまったが故の苦悩がかなり丁寧に描かれてて、中々に心が揺れる作りとなってました。
最初の方はシーザーと人間の幸せそうな生活が続くだけあって、後半は中々やり切れない流れに。
人間側の寄り添ってるようで寄り添えてない、あくまで猿と人って分け方をしてるあたりの分断が描かれているのも良かったです。
シーザーの母親の名前がブライトアイズなど、過去作のオマージュがあるあたりも楽しかったですね。
トム・フェルトンはいじめっ子役が板についちゃいましたね…
黒焦げになっちゃったのはびっくりしましたけど…