数年前に旧シリーズを観て何となくそのままになっていたけど、新作を観に行く前に予習。
映画的な連環が見事にハマっているように感じた。研究室のガラス、シーザーの部屋のガラス、天窓のガラス。
ガラスに描かれていた模様、そしてそれをチョークに壁で描くシーザー、それを消すシーザー(ここで彼は「ホーム」を別の場所に設定する)
ALZ-13の噴射の煙と橋に立ち込める霧。
何よりも収容所辺りからのハンドサインによる意思疎通にしびれる。
割とサクサクと物事が進む前日譚的立ち位置の作品かと思っていたけど、スピード感がありながら、ドラマもあれこれ見えて楽しい幕開けだった。