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私の名はパウリ・マレーのcrnのレビュー・感想・評価

私の名はパウリ・マレー(2021年製作の映画)
4.0
RBGからの繋がりで鑑賞。要素が多く複雑なマレーの人生と歴史を、短時間でよくまとめている作品。

ブラウンの肌に生まれたことで黒人差別の対象となり、女性の体に生まれたことでも差別の対象となり、かつその性に違和感を持ち続けながら生きた人。その人が誠実に公平を求め、法律を武器として成し遂げたことがアメリカ、ひいてはその他の地にも広がっていると伝わってきた。

本人の意向がわからない中で性の問題にどう触れるべきかを、作品の中でも問うているつくりも良かった。
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