このレビューはネタバレを含みます
俺は好きだった、ありえないくらいセリフに飾り気がなく詩集のような劇中の言葉たち、
全部わかったわけじゃないけど、
ああわかるとなったこともあったし、これからの人生のどこかのタイミングでこの映画を思い出してまた少し理解できる日が来るような気もする
映像の赤の使い方が綺麗だった
映画を見ながら自分の座っている座席の色も赤のこと気づいてなんかちょっと怖くなった
枝監督の主役についてのメタ的なお話や塩塚モエカさんのこれに共感できない人はそれでいいと思うという話、トークショーありで見てよかった
本当にこの映画はわからない方が健康的だと思う
でも人間誰しも不健康(精神的な意味で)な部分があるから一度見て意識のとっかかりを作れたらおもしろい