このレビューはネタバレを含みます
かなり疲れたけど面白かった。
心にむき身に刺さるほど刺さらなくて、良かったのかどうか。
最後のシーンのメタ視点長台詞回しの迫力も◎
一番思ったのが、たぶんああいう傍若無人に振る舞えるひとや、声をあげたり心を震わせられるモノやコトがあるひとが羨ましい、と言う感覚。
一方で、ちゃんとルールを守って穏やかに生きたい自分には、憎くも映る。
お酒飲めないやつに「酒飲んだ方が楽しいのに」とか、プールで泳ぐのが好きなやつに厳しくも自由な海へ漕ぎ出せとか。
趣味嗜好や在り方に貴賎はないはずなのに、己の矮小さを指摘されているような感覚に少しなる。
