ゴン吉

ブレードランナー ファイナル・カットのゴン吉のレビュー・感想・評価

4.3
近未来におけるアンドロイドの在り方を投げかけたSFアクション大作。
原作はフィリップ・K・ディックの小説。
リドリー・スコットが監督を務め、ハリソン・フォードが主演、ショーン・ヤングがヒロインを演じる。  

2019年のロサンゼルスが舞台。
タイレル社が人間に代わる労働力として人造人間レプリカントを開発する。
レプリカントは感情が芽生える4年で寿命が尽きるように設計され、宇宙での危険な作業をさせていた。
ある時、4体のレプリカントが反乱を起こして地球に潜入する。
レプリカント対策の捜査官であるブレードランナーのデッカード(ハリソン・フォード)が、反乱を起こした4体のレプリカントの始末を担当することに。
一方、彼はタイレル社でレイチェルという女性レプリカント(ショーン・ヤング)と出会い、恋に落ちてしまうが……

40年も前に製作された作品にも関わらず、近未来の世界観が全く色褪せておらず、素晴らしいの一言です。
本作品の舞台は2019年で、すでの現実では過去になってしまったが、世界観は今観ても近未来的で、本作品が如何に優れているのかが分かる。
本作品の世界観は、数々のSF作品に引き継がれている。
また青い光を巧みに使った映像は不気味さと恐怖を醸し出すことに成功している。
アンドロイドが進化して、自らの意思で生きることを望んだり、さらには恋をすることが許されるかを問いかけた作品です。 

2021.9 BS日テレで鑑賞(字幕)
ゴン吉

ゴン吉